2006年03月15日

巫女と審神者

本来、巫女とは、天と地をつなげる存在でした。
見えない天のメッセージやエネルギーを受け取る器(チャネラー)です。

ところが、巫女自身はそのメッセージを受け取るだけで、解釈は出来ません。

そこで、そのメッセージが人民にとって有効かどうか、論理的、思考的に判断解釈する存在が必要です。

これを審神者(サニワ)と言います。

巫女 =女性的、直感的、右脳的、陰性
審神者=男性的、論理的、左脳的、陽性

つまり、巫女である女性が天や自然の声(メッセージ)を捉え、サニワという男性が、その声を一般の人民にも理解できるような言葉に翻訳し、人々に伝える。

これが本来の「マツリゴト(政)」=天の声を祭ることでした。

このマツリゴト(政)で築き上げられる文明は、巫女のメッセージを根源としているので常に、宇宙や大自然と調和した文明となります。これが女性原理文明です。

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ところが、時代が遡るとサニワである男性が力を持ってきます。
男性は、マツリゴトの根源である巫女のメッセージを切り離し、論理性を中心とした政治(セイジ)を行うようになります。

これは生物学的身体レベルでの右脳性(直感性)の切り離しも象徴します。

それにより築き上げられる文明は、徐々にエスカレートして宇宙や自然との調和を欠いた文明へと進んでいきます。

これが現在の我々の文明。つまり男性原理文明です。


男性原理文明においては、巫女に象徴させる女性的、直感的、右脳的で陰性な見えないエネルギーを嫌います。

つまり、理解できない怖さの幻影が、本来高次であるべき『靈』を「幽霊」に代表される低次の影に押し込んでいきます。

「霊」はオドロオドロしいものへと変わっていきます。

シャーマニズムや自然療法の迷信化、魔女狩り、女性蔑視はすべてここから始まります。ナチュラルマジックもかなり影響を受けました…。

<前回の記事>
「「霊」の意味って?」

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