2006年06月01日

女神の履歴書・1

チベットの女神・ターラ菩薩

tara.jpg
私の源は光
そこには愛と智慧と力が宿っています
この源が明らかになるよう、わたしは成長への旅を歩んでいきます
心の暗闇の雲が取り払われたとき、
無限の愛、智慧が沸き上がります
扉を閉ざしているのは自分の心であることに気づき、
わたしはこの心を清め、心が澄み、愛に満たされるよう精進します
そうすれば、障害は取り除かれ、進む道が輝き始めます
調和し、成長していくという宇宙の法則を理解し、
この世に共に生きるあらゆる生命と分かち合い、
助け合い、生きていきます
わたしの内なる神があらわれるよう生命を高めます
ターラのように考え、話し、行動します

世界中で一番高い山の頂(チベット)に、観音菩薩が住んでいました。観音菩薩は地上を見下ろしては、苦しむ存在を助けようとしていたのですが、すべてのものを救うことができずに、その目は涙で溢れてしまいました。
その慈愛の涙がこぼれ落ちた場所には蓮の花が咲き、そこから・・・右目の涙からは白いターラ菩薩が、左目の涙からは緑ターラ菩薩が生まれました。

観音菩薩は、あらゆる方角を見渡して助けの必要な存在を見つけると、ターラに知らせました。急いで助けが必要な人には緑のターラ(緑色には早く移動できる力が宿っているのです)が風のように素早く駆けつけ、優しさや慈愛が必要な人のところへは白いターラが近づき、恐怖を超えられるよう力を与えてくれるのです。その身軽さは、片足をわずかに伸ばした姿で表されています。

チベットにおいて、この女神は絶大な信仰を集めています。ターラ菩薩に祈ることで、修行の成就や心の平安、災難から身を守ってもらうなど、さまざまな願望が叶うと言われているのです。

「二十一尊ターラ礼讃経」というマントラは、ターラの持つあらゆる21の側面について編まれています。慈愛、怒り、喜び、智慧、豊かさ、浄化・・・。この祈りを唱えることで、私たちのなかに眠っている可能性を目覚めさせていきます。

ところで、この「二十一尊ターラ礼讃経」を踊りに昇華させたダンサーがいます。アメリカ人のパフォーマーで、インド伝統舞踊の教師であったプレマ・ダサラによって・・・彼女はチベット仏教に帰依し、その修行と祈りのなかで、マントラはターラマンダラダンスとして新たに生まれました。
このダンスを踊ることによって、私たちのあらゆる側面を受容し、愛と平和の祈りを身体的に表現していくのです。

このダンスセレモニーは後に、ダライ・ラマ法王によって祝福を受け、世界各地に広まりました。
ここ日本でも、あらゆる場所でセレモニーが行なわれています。近年、マントラは日本語に訳された歌に発展しました。(歌はハワイのターラ寺院で天から降りてきたそうです)
来月、7月には沖縄で開催される予定とのこと。誰でも参加できます。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょう☆

★mixi・コミュニティ「ターラ -ヒノモトJAPAN-」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=704347

★mixiを見ることができない場合のお問合せは・・・
小池マナさん amanahibikiai369@rainbow.plala.or.jp

★ターラの日本語の歌に興味のある方は、小嶋さちほさんのHPへ
http://www.songstar-donto.com/family.html

最後に、ターラ菩薩を呼ぶ簡単な合い言葉(マントラ)を紹介します。
「OM TARE TUTARE TURE SOHA」
(オン タレ トゥタレ トゥレ ソーハー)
「空、母、恐怖からの解放、受容し与える」という意味です。助けが必要な時に・・・ターラがそばに来てくれていること、そして愛のエネルギーが感じられるかも・・・

☆☆☆

ウーマンズ・スピリチュアリティではそのテーマの通り、女性の精神性/霊性(または女性性)についてさまざまな角度から取り上げていけたらと思っています。もちろん女性限定というわけではありませんので、男性の方もご安心を・・・☆
この記事へのコメント
なんて美しく、そして魅惑的な女神なんでしょう!

「二十一尊ターラ礼讃経」のダンスもぜひ見てみたいです。
女性の進化した霊性がどこまで男性原理主義的世界を
引っぱりあげることが出来るかが、これからの地球の
方向性を決めていくポイントだと思います。

このシリーズとても楽しみです!
Posted by anubis 22 at 2006年06月02日 21:41
わぁ、実物が見たいくらい美しいですね♪

私、大学で印度哲学専攻でした。
かたくるしく「多羅自在観音菩薩」っていったような・・・・
確か、「ターラ」って河川を渡るというイミでした。
きっと、ひとそれぞれの適切なところへつれていってくれるのですね。
これからは少しシフトして女性の時代になるとも言われているし、楽しく拝見しました。

また、お邪魔します。
Posted by 未来 at 2006年06月03日 00:12
☆anubisさん、こんにちは。
ターラ菩薩は、以前チベット仏教を少々学んでいた際に、唯一灌頂(菩薩と縁を結ぶ儀式)を受けた女神なので、個人的にも思い入れがあるのです。ダンスセレモニーにはまだ参加してはいないのですが。
「ウーマンズ・スピリチュアリティ」・・・どういう風に展開していくのかは自分でも謎(^_^;)だから、私的にも楽しみです♪

☆未来さん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなってゴメンなさい。
ターラの意味が「河川を渡る」というのは、なんだか納得です。適切なところへというのは、自分の意識が反映された世界のような気がするので、平和と調和、静けさを心がけたいと思っているところです・・・。
これからもよろしくお願いします。
Posted by beijaflor at 2006年06月04日 15:11
「OM TARE TUTARE TURE SOHA」のマントラ、
唱えてみたら効果絶大でした。皆さんもぜひ読むだけでなく声に出してみてください!夢に素敵なガイドが登場してくれました。
beijaflorさん自身が女神のようなので私もここで勉強しなくては。私は今、この記事からボ・ガンボスに飛んでます。
Posted by little ankh at 2006年06月04日 21:28
☆little ankhちゃん
「TARA」のCDはおススメですよ!!
マントラを唱えなくてもCDをかけるだけでOKかも。
Posted by beijaflor at 2006年06月06日 00:31
はじめまして。

冒頭の詩を読んでいたら、涙が出てきました。
今までも感動する事は沢山ありましたが、わけもなく涙が溢れてくるのは初めてで、戸惑っています。
私は今、自分が進むべき道を模索中なのですが、ターラ菩薩がそのヒントを与えてくれたような気がしました。
素敵な記事を有難うございます。

Posted by みぃにゃん at 2006年06月07日 02:14
☆みいにゃんさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。

冒頭のターラ菩薩の誓いで「何か」を感じられたのなら、ターラ菩薩と縁があるのかもしれませんね。 
きっと彼女がガイドになってくれることでしょう。
がんばってくださいね☆
Posted by beijaflor at 2006年06月07日 11:20
anubis 22 さん。beijaflor さん。
こんばんは。
マイミクシイ誘っていただいてありがとうございます。
ミクシイは初心者なのでいろいろ教えてください。
小嶋さちほさんの「TARA」のCDも聞いてみたいです。
トラックバックしました。
Posted by たけ at 2006年07月24日 23:05
☆こんにちは。たけさん。
お返事、遅くなってごめんなさい。

トラックバックありがとうございます!!
それからmixiも・・・
こちらこそ、繋がることができて嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いしますね☆
Posted by beijaflor at 2006年07月26日 09:36
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