どこへ行っても混んでるだろうし、どうせなら誰も行きそうにない所に
行ってみようと、ネットで検索!
キーワードは「日本のパワースポット」
パワースポットと言っても色々な概念があるのですが、今回は都心から近いことが条件、風水学的に地球の龍穴(人体でいうツボ)にあたるスポットの一覧があったので、そこから群馬県の榛名山山腹にある榛名神社に行くことにしました。
そう決心した夜、偶然寄ったレストランの今日のおすすめ料理に、なんと「群馬県榛名産地鶏の塩焼き」と出ているではありませんか!
偶然と馬鹿にしてはいけません、これぞシンクロニシティー。「正解」と言われているようなものです。
さて、その地鶏の塩焼きを食べたかどうかはご想像におまかせして(笑)、いざ埼京線を乗り継いで群馬県高崎へ。


高崎駅からバスで1時間、榛名神社へ到着。
私は「榛」という字から、おそらく古代の渡来系豪族「秦氏」と関係があるのではないかと興味を感じていました。
「秦氏」とは古代イスライルを起源とする遊牧系騎馬民族。日本にユダヤ教、ゾロアスター教、景教といわれる原始キリスト教の文化を持ち込み、日本の飛鳥以来の特異な文化を築き上げたと言われています。

でもいざ境内に入ってみると、そこは私の予想を裏切った巨大な奇石が立ち並ぶシャーマニズムの香りがプンプンする「縄文の祭祀場」といった空間でした。

ここはまさに古来の宇宙ステーション。
冗談じゃなく、古代の磐座(イワクラ)信仰とは、私たちが現代科学では解明できていない、「石」の共鳴効果を利用した通信手段だったんです。
「石」は「意思」を伝えるのですねぇ。
シャーマンである巫女は、この石の通信局を利用して、高次のメッセージを受信したり、世界に情報を発信していたりしました。

社が岩に食い込んでます…。
この神社の御神体は、この巨石であり、巨木であり、そして清い水であり周囲をとりまく清浄は空気、このスペース全体ということになります。
おそらく、古来から続く縄文時代の祭祀場に比較的新しい時代(古墳時代以降)に「秦氏」がこの地に進出して神社として祭ったのでしょう。
この地が「群馬」という騎馬民族系の名が付いているのもそのせいでしょうか。